イズミールとパムッカレ

イズミールは日本でいうと京都のような所。紀元前遊牧民のトルコ族が移り住んだ
最初の土地。エフェソス遺跡はその代表的なもの。国会議事堂を中心に神殿、
大劇場、図書館が並ぶ。
イメージ 1
国会議事堂のトイレはこの頃には珍しく水洗便所。下を水が流れる仕組み。
それにしても富裕層と貧困層との差が激しかったと見られる。いつの世も同じ。
イメージ 2
 
セルシウス図書館の柱はコリント様式。上になるほど細く高く高く見せる建て方。
空はぬけるような青空、湿度が少ないせいか、からっとしていて気持ちいい。
イメージ 3
おりしも広場で戦いの劇が始まった。
女は女らしく、男は男らしく!当時の模様がうかがえてなかなかいい。
この国は山を掘ると大理石がどこからも取れる。なので街をバスで走ると
大理石のかけらがゴロゴロ。資源の無い日本にとってはうらやましいかぎり。
イメージ 4   次はパムッカレへ。パムは綿、カレは工場。ここは良質の綿が多く採れるので
バスタオルや衣類もボッテリと厚みがある。200キロ離れたパムッカレまでは
バスで移動。今までは地中海の温暖な気候だったが、どんどん内陸部へ向かうと
木々の丈が小さくなってくる。パムッカレは石灰棚で有名。ここは地下水が温泉になり、足湯に最適。ちょっと熱いくらいだが、旅の疲れが吹っ飛ぶ。あ~いい気持ち!
 
イメージ 5
イメージ 6
イメージ 7
お天気がよくて石灰棚のふもとのエイルディール湖がきれい!
イメージ 9
濃厚な蜂蜜やヨーグルトも豊富に採れ、途中の店で味わう。上にケシの実の粉を
かけると、これまた香ばしくてGood!これから海抜1500メートルのコンヤヘ出発。
イメージ 8